
柔らかい巻き毛でかわいい容姿のトイプードルですが、皮膚病や皮膚炎の発症リスクが高いためドッグフードを選ぶ時は、皮膚の健康維持に配慮されたドッグフードを選ぶことが大切です。
今回は、トイプードルにおすすめのドッグフードについて特徴を踏まえてランキング形式でご紹介します。
トイプードルの特徴
皮膚病や皮膚炎を発症しやすい
トイプードルは、アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎を中心に皮膚病や皮膚炎を発症しやすいのが特徴です。そのため、シャンプーやブラッシングなどの被毛ケアや室内環境を清潔に保つことに加え、適切な食事管理を行うことが健康維持には欠かせません。
また、垂れ耳の犬種なので皮膚病やマラセチア皮膚炎が原因で起こる外耳炎の発症リスクも高い犬種です。栄養バランスの優れた免疫力の高まるドッグフードで食事管理を行うことをおすすめします。
散歩は1日2回15~30分
トイ・プードルの散歩量は、犬によって個体差が生じますが一般的には1回15分~30分程度を1日2回行うのが理想です。
小型犬の中では比較的運動量を必要とするため、健康な筋肉や身体づくりのために良質な動物性タンパク質に重点を置いた食事管理が必要になります。
トイプードルのドッグフードの選び方

涙やけが治るものを選ぶ
トイプードルは涙やけが生じやすいため、涙やけ予防に役立つドッグフードや涙やけが治るドッグフードを選ぶことも大切。涙やけの原因は主に、涙の過剰分泌、老廃物による鼻涙管の詰まり、涙が排出される部分である涙点が生まれつき浅い構造になっているなどですが、老廃物の場合は食事が関与して涙やけが生じている可能性があります。
そのため、良質な動物性タンパク質を多く配合している消化吸収性の高いドッグフードを選ぶことで涙やけ改善に効果が期待できます。
その他、老廃物を体外に正常に排泄できるよう、適度な食物繊維が含まれていたり乳酸菌が配合されているなど、腸内環境の健康維持に役立つドッグフードが涙やけ対策に効果的です。
この後記載するランキング2位の「このこのごはん」というドッグフードは、小型犬に多い涙やけや皮膚の症状などのお悩みに特化したドッグフードですので、ぜひ詳細ページから体験レビューをご覧ください!
総合栄養食を選ぶ
トイプードルに限りませんが、小型犬は少量でバランスの優れた栄養補給が必須となるため、ドッグフードはAAFCO(米国飼料検査官協会)のドッグフード基準をクリアした総合栄養食表記のあるものを選びましょう。
メーカーによっては総合栄養食表記がないものもありますが、その場合は基準をクリアしているか否かが重要になりますので、メーカーやショップに問い合わせて事前に確認することをおすすめします。
添加物が使われていないものを選ぶ
トイプードルは皮膚病の発症リスクが高く、添加物が原因で食物アレルギーを発症するリスクが高いのが特徴。そのため、人口添加物(化学合成添加物)が使用されていないドッグフードを選ぶことをおすすめします。
なお、天然添加物に関しても種類によっては健康被害の原因になる可能性がある成分もあるため、トイプードルの場合は極力完全無添加のドッグフードを選ぶと安心です。
動物性タンパク質が使われているものを選ぶ
トイプードルのドッグフード選びでは、動物性タンパク質の量や質にも注意が必要です。動物性タンパク質は「ミールやパウダー」などの表記がなく、原材料に使用している肉や魚の部位が明確になっているドッグフードを与えるべきです。
また、小麦やトウモロコシなどの植物性タンパク質はトイプードルの消化器官に負担をかけやすいため、消化吸収性の高い良質な動物性タンパク質が主原料のドッグフードを選びましょう。
犬の腸は最大の免疫機関ともいわれているほど免疫細胞が多く集中(全体の6~7割程度が集中)しているので、消化吸収をスムーズに行うことができる動物性タンパク質が使用されているドッグフードの方が、トイプードルがかかりやすい病気予防には効果的です。
トイプードル専用ドッグフードでもOK
トイプードルのドッグフード選びで悩んだ場合は、トイプードル専用として製造・販売されているドッグフードを選ぶと安心です。犬種別ドッグフードの特徴は、その犬種の身体の構造や発症しやすい病気に配慮して作られているため、病気予防や健康維持が行いやすいのが特徴です。
なお、トイプードルの場合は流涙症などが原因で引き起こされる涙やけなどの目のトラブルに配慮されたものや、皮膚の健康維持に重点を置いて作られたドッグフードが多いです。
皮膚病や皮膚炎を予防できるものを選ぶ
トイプードルは皮膚病の好発犬種で炎症を引き起こす危険性が高いため、オメガ3脂肪酸(DHAやEPA)などの機能性成分が配合されたドッグフードを選びましょう。
トイプードルが餌を食べない時の対処法
・トイプードルが餌を食べない3つの理由は以下です。
- フードの匂いが気に入っていない
- わがまま
- ストレスを感じている
匂いに変化を付ける
愛犬がフードを食べない一番の原因は、与えているドッグフードの匂いを好んでいない可能性が挙げられます。そのため、ふやかして与えたり、ウェットフードやささみをトッピングしたりと工夫してみましょう。
しつけをしっかりと行う
トイプードルは他の犬種に比べて比較的、賢い犬です。しつけをしっかりと行わなければわがままになり、好きな時間に好きな物を食べたいという欲が出てしまいます。犬はご飯の時間をある程度決めて与えなければいけないので、しつけをして改善する方法がおすすめです。
環境の変化に適応させる
こちらも上記のしつけに似ていますが、気温の変化や模様替え、食事の位置を変えるなど些細な変化でも犬はストレスを感じる動物。なるべく迎え入れた時のままの環境を出来るだけ維持して、ご飯を与える位置は生涯固定してください。
トイプードルにおすすめしたいドッグフードランキング5選
- ニュートロ シュプレモ(小型犬用)4.39
ニュートロが出している、シュプレモシリーズは自然素材に配慮されたバランスの良い総合栄養食ドッグフードです。もちろん、人工添加物は使用していません。
美しい皮膚・被毛の健康維持に配慮されて作られており、不要な老廃物の排泄に役立つメチオニンを配合。トイプードルを中心に、代謝エネルギーが高い小型犬には特におすすめのドッグフードです。
※価格は6月1時点。通常価格 ¥4,166(税込)/3kg 定期便価格 なし 第一主原料 鶏肉 タンパク質 26%以上 原産国 アメリカ エネルギー 360kcal/100g \販売ページはこちらから / - ロイヤルカナン プードル3.9
ロイヤルカナンのプードル用ドッグフードは、プードル特有の毛質や皮膚病発症リスクに配慮されており、ルリチシャ油やオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)が配合されているドッグフードです。
その他、健康な皮膚や被毛づくりのために動物性タンパク質の量が調整されています。
※価格は6月1時点。通常価格 ¥4,300(税込)/3kg 定期便価格 なし 第一主原料 鶏肉 タンパク質 31.0%以上 原産国 フランス、韓国など世界16ヵ国 エネルギー 404kcal/100g \販売ページはこちらから /
まとめ
今回は、トイプードルの特徴に合わせたドッグフードの選び方やおすすめのドッグフードランキングをご紹介させていただきました。
トイプードルの場合は、特に皮膚トラブルや涙やけが生じないよう、消化吸収性の高い動物性タンパク質が主原料になっているドッグフードを与え、適切な食事管理で健康維持を行ってあげましょう。