
近年ドッグフードの種類が非常に増え、ドッグフード選びに悩む飼い主さんも増えきたと思います。
そこで今回は、日本で飼われている犬の大きさの中で最も多い、小型犬ドッグフードの特徴や選び方とおすすめランキング7選をご紹介します。
小型犬用ドッグフードの特徴

ドッグフードの粒サイズが小さめ
小型犬は中型犬や大型犬より口腔や顎が小さく気管も狭いため、ドッグフードの粒サイズが小さめに作られています。
機能性成分の特徴
小型犬は涙やけを起こす犬種が多く、動物性タンパク質を中心に免疫力の高まりやすい原材料に配慮しているドッグフードが数多くあります。
その他、脱臼や骨折リスクが高いために、四肢や関節の健康維持に役立つ機能成分が配合されているドッグフードもあります。
比較的カロリーが高め
小型犬は中型犬や大型犬と比較すると消化器官が小さく、小型犬の犬種によって消化吸収能力が異なります。
そのため、少量でも十分な栄養補給ができるようにカロリーが高めに設定されていたり、原材料に関しても消化吸収性に優れた動物性タンパク質を豊富に使用しているものが多くあります。
小型犬ドッグフードの選び方

総合栄養食を選ぶ
小型犬に限らず、ドッグフードを選ぶときは総合栄養食表記のあるものを選びましょう。総合栄養食表記があるドッグフードは、基本的に健康体の犬であればドッグフードと新鮮な水があれば健康を維持できます。
総合栄養食の栄養基準ガイドラインについては、AAFCO(米国飼料検査官協会)やNRC(米国科学アカデミーの学術会議)が発表していますが、日本はAAFCO(米国飼料検査官協会)の基準を採用しています。
粒の大きさで選ぶ
小型犬の場合、口腔や気管が中型犬や大型犬と比較して小さいため、誤えん防止のために小粒のドッグフードを選びましょう。
小型犬と言っても、一般的に成犬体重1.5kg~10kgと身体のサイズは様々ですので、愛犬が食べる時にむせたり吐き戻しをしないか様子を見てサイズの調整をする必要があります。
動物性タンパク質を選ぶ
最近ではドッグフードの動物性タンパク質の種類も増え、鶏や牛だけでなく羊や魚、鹿や馬の肉を動物性タンパク質原料として使用するドッグフードも増えました。
タンパク質の質を考える上で「アミノ酸スコア」と呼ばれるものを指標にして必須アミノ酸バランスを判定しますが、植物性タンパク質には基準値を下回るアミノ酸が存在するなどの理由で消化吸収率が動物性タンパク質より低くなる傾向にあります。
そのため、肉や魚、卵などの良質な動物性タンパク質が主原料になっているドッグフードを選ぶことをおすすめします。
無添加のフードを選ぼう
添加物には化学合成添加物と天然由来の添加物がありますが、後者に関しても必ずしも安全であるとはいいきれません。
ドッグフードに関しては、長期保存を可能にするためだったり、栄養素の調整、嗜好性を高めるなどの目的で添加物が使用されることがありますが、犬の健康に被害を及ぼす添加物も多いため、無添加ドッグフードを選ぶことをおすすめします。
添加物の種類によって身体への影響は異なりますが、多くが長期継続摂取により嘔吐や体調不良などのリスクを高めるなどの問題が生じます。
小型犬に中型・大型犬用のドッグフードを与えても大丈夫か
小型犬に中型・大型犬用のドッグフードを与えても大丈夫ですが、ドッグフードの粒サイズが大きすぎて誤えんなどのリスクを伴う危険性があります。
その他、小型犬用のドッグフードは小型犬に特化した給与量の計算が行われているので、中型・大型犬用のドッグフードを与える場合は調整が必要になります。飼い主さんの負担を考えると小型犬には極力専用のドッグフードを与えることをおすすめします。
小型犬がドッグフードを食べない時の対処法
小型犬がドッグフードを食べない原因は、粒が大きい場合や匂いを好んでいないことが考えられます。
食べない時の対処法としては、まずはウェットフードやささみなどをトッピングして与えてみましょう。その他にも、一度お湯でふやかしてみても効果的です。
対処法を一通り試したけど食べてくれない場合の最終手段は、ドッグフードを変えるしかありません。最近では食いつきなどに特化したドッグフードが販売されているので、「変えたら食べてくれた」というケースも珍しくありません。既存のドッグフードとは別のメーカーの商品を購入してみるのも一つの手です。
小型犬におすすめのドッグフードランキング7選
- Nutro(シュプレモ)4.2
シュプレモの小型犬用ドッグフードは、小型犬の特徴に合わせて作られており、品質の高い自然素材を厳選して使用しています。好き嫌いが多い小型犬でも継続して食べることができるよう、嗜好性が高まる工夫がされています。
その他、小型犬の口腔・気管サイズに適した小粒サイズのドッグフードで、皮膚や被毛の健康維持も期待できます。
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まとめ
今回は、小型犬のドッグフード選びに役立つ情報をご紹介させていただきました。
免疫力の高まりやすい動物性タンパク質を主原料とした品質の高いドッグフードを選んで、愛犬の健康維持・長寿にお役立てください。

「犬が食べればドッグフードはなんでもいい」と考えている飼い主さんはいませんか?そんな人はドッグフードのタイプや成分、原材料にこだわってあげてください。
これから一緒に歩む数年間を、犬にとっても飼い主さんにとってもより良いものにするために、ドッグフード選びはとても重要なことです。