
最近愛犬の元気がない、散歩にあまりいかなくなった、食欲が減った、、、と感じた人は、既存のドッグフードからシニア犬用のドッグフードに切り替える時です。
今回はシニア犬用のドッグフードの選び方や注意点、おすすめの商品をランキング形式で紹介していきます。ぜひ、愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
そもそもシニア犬って何歳からなの?
犬の大きさによって異なる基準がある
小型犬・中型犬は生後8年から。大型犬は生後8年半から。超大型犬は生後9年からの期間をシニア期と言います。
説明した年齢の区分はあくまでも目安なので、愛犬の健康状態や食欲を見て、飼い主さんがシニア犬用のドッグフードに切り替えるか判断しましょう。
シニア犬向けドッグフードの選び方
高タンパク・低脂質のフードを選ぼう
消化性のいい高タンパク質
シニア期に差し掛かると成犬の時と比べて運動量が減り、筋力が落ちやすくなります。しかし、運動をしないから低タンパク質の食事を与えるのはNG。低タンパク質のドッグフードを与え続けると筋肉量を保つことができず、足腰が弱くなります。
さらに、消化機能が衰えてくるシニア犬は、高タンパクで尚且つ動物性タンパク質の含有量が多いドッグフードの方が栄養を吸収しやすく、身体への負担も最小限に抑えられます。
脂肪の割合はなるべく低く
シニア犬に高タンパク質・高脂質のドッグフードを与えると、肥満の原因になります。そのため、主原料の動物性タンパク質にヘルシーな鶏肉や馬肉、魚が使われているフードを選ぶといいかもしれませんね。
食物繊維が豊富なフードを選ぼう
シニア期になるとだんだんと消化管の働きが低下して、便秘や下痢を起こしやすくなります。野菜や果物、海藻などの食物繊維が多く含まれているフードや穀物アレルギーではない愛犬は、大麦などの穀物が入っているフードがおすすめです。
関節サポートできるものを選ぼう
犬は年齢を重ねるごとに人間と一緒で、関節や骨が弱くなります。シニア犬をサポートできるように、骨や関節に良い成分が含まれているドッグフードを選ぶようにしましょうね。
関節をサポートできる代表的な成分は「グルコサミン」「コンドロイチン」「メチスルフォニルメタン」など。サプリで補うこともできますが、ドッグフードに元から含まれている方が金銭的に負担も少なく済みます。
- グルコサミン:軟骨を修復し、関節の痛みを取り除く抗炎症作用があります。
- コンドロイチン:軟骨を生成し、炎症を和らげる効果を持っています。
- メチルスルフォニルメタン:関節軟骨の修復を促進し、炎症や痛みを抑える効果があります。
関節サポートできるおすすめフードをご紹介!
カナガンとはこだわりの原材料を使用し、穀物を一切使用していないドッグフード。
原材料の中には身体の内側から関節をサポートできるグルコサミンやコンドロイチン、メチルスルフォニメタンが含まれています。
口コミを見ると、フードジプシー(ドッグフードに迷っていること)の人が試して、落ち着いたという声が多かったです。気になった人はぜひ試してみてください。
カナガンは鶏肉を原材料の50%以上使用している、総合栄養食のドッグフード。使われている原材料は全てヒューマングレード食材で、野菜や果物をバランスよく配合しています。
1kgあたりの価格は¥1,980、定期便なら毎回¥1,584とお得に購入できます。この価格で人工添加物不使用、尚且つヒューマングレード食材を使っているということは、間違いなくコスパ最強ドッグフードです。
通常価格 | ¥4,356(税込)/2kg |
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定期便価格 | ¥3,484(税込)/2kg |
第一主原料 | 鶏肉 |
タンパク質 | 29%以上 |
原産国 | イギリス |
エネルギー | 361kcal/100g |
愛犬に合ったフードのタイプを選ぼう
関節や骨の他に、顎の筋肉や歯が弱くなるため、ドライフードを噛み砕くことができなくなり、十分な食事を摂れない可能性があります。そのため、ウェットフードやソフトドライフードも視野に入れてドッグフードを選びましょう。
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食事療法食をチェックしよう
食事療法食は栄養成分の量や比率を調整し、特定の疾患等に対して栄養バランスを整えたドッグフードのことです。飼い主さんの手で栄養バランスを整えた食事を作ることはほとんど不可能。正しく栄養バランスがコントロールされたフードを与えるには、飼い主さんの労力と獣医師さんの相談が必要です。
当サイトで紹介しているロイヤルカナンは、食事療法食が60種類もあるドッグフードです。ドライフードやウェットフードなど愛犬の食に合わせて選ぶこともできます。食事療法食で迷っている人は、ロイヤルカナンで愛犬に合ったドッグフードを探してみてくださいね。
国産か海外産かを選ぼう
ドッグフードを選ぶ際はまず、国産か海外産のドッグフードどちらにするか選びましょう。国産のドッグフードは国産の原材料を使用していることが多く、ヒューマングレード食材が使われていることが多い傾向にあります。
それに対して、海外産のドッグフードは日本に比べて法律が厳しい場所で作られていることが多いので、健康面や安全性が定められているドッグフードが多い傾向にあります。さらに、国産に比べて高タンパク質のドッグフードが多く販売されています。
欧米などのペット先進国は日本と違いペット全体の意識が高いので、ペットに関する法律が数多く設けられています。そのため、ペット先進国で作られたドッグフードは、厳しい安全基準や材料にこだわったものが多くあります。国産ドッグ[…]
愛犬に、いつまでも元気に生活してもらいたいですよね。ドッグフードは犬の身体を作り、生きていく上で欠かせないもの。じっくり選びたいものです。国産のドッグフードはたくさん販売されていますが、国産だから絶対安全というわけで[…]
人工添加物が使用されていないフードを選ぼう
添加物は成犬のドッグフードに限ったことではありませんが、とてもいい成分とは言いがたいです。特に、酸化防止剤や着色料などの人工添加物は嘔吐や体調不良の原因になるため、人工添加物が使われていないか確認することを徹底しましょう。
また、ミックストコフェロールやクエン酸、ローズマリー抽出物などは自然由来の酸化防止剤なので、ドッグフードに使われていても大丈夫です。
シニア犬ドッグフードの選び方のポイント
- 高タンパク質・低脂質
- 食物繊維が含まれている原材料
- 関節をサポートできる原材料
- ドライタイプ以外も考えて選ぶ
- 食事療法食をチェックする
- 自分で基準を作り産地を選ぶ
- 無添加フードを選ぶ
シニア犬に与えるドッグフードの切り替え方

フードの切り替え方
シニア向けのドッグフードに切り替える時は、既存ドッグフードに新しいドッグフードを少しずつ混ぜ、2~3週間で完全に移行させましょう。1日に与える回数は、成犬時に与えている量よりも少し減らし、回数をプラス1回してください。
与える時の注意点
愛犬の健康状態に合わせてフードの量や硬さを調整してあげてください。フードの袋に記載されていることはあくまでも目安なので、変えて与えてあげても大丈夫です。
シニア犬向けドッグフードのランキング
- カナガンウェットフード5.0
カナガンウェットフードは低脂肪・高タンパクな鶏肉を主原料に使用した、シニア犬でも食べやすいウェットタイプの総合栄養食ドッグフード。もちろん、身体に負担の掛かる人工添加物は使っていません。
野菜やフルーツをふんだんに使用しているため、食物繊維が豊富です。詳細ページに行くと、実際に商品を取り寄せての体験レビューを記載していますので、気になった人はぜひチェック!
通常価格 ¥3,520(税込)/400g×3 定期便価格 ¥2,816(税込)/400g×3 第一主原料 鶏肉 タンパク質 10.5% 原産国 イギリス エネルギー 約105kcal/100g \獣医師の81%が推奨 / - みらいのドッグフード4.4
和漢みらいのドッグフードは犬が長く健康に生きるために考えられた、AAFCOの基準を満たす総合栄養食のドッグフード。シニア犬になると病気が増えることから、みらいのドッグフードは病気の予防に効果的な点も期待できます。
主原料には、鹿肉や魚など4種類の動物性タンパク質を使用しています。気になった人はまず、実際に商品を取り寄せての体験レビューを書いていますので、詳細ページを見てみてください!
通常価格 ¥5,500(税込)/1kg 定期便価格 ¥4,400(税込)/1kg 第一主原料 鹿・馬・魚・鶏 タンパク質 30%以上 原産国 日本 エネルギー 335kcal/100g \楽天ランキング10部門で1位 /
まとめ
シニア期に入ると、これまで以上に愛犬の体調に気を遣う必要があります。食欲が落ちている場合は、ドライフードをふやかしたりウェットフードを添えて与えることを考えてみてくださいね。
どうしても食べない、便秘が改善されない時はかかりつけの獣医師に診てもらうことをおすすめします。