人気犬種の値段

人気犬種の値段まとめ!犬種別の特徴もご紹介

  • 2021年8月10日
  • 知識
  • 238view
人気犬種の値段一覧

世論調査によると、日本の34.3%の家でペットを飼っており、そのうちの58.6%が犬だという報告が挙げられています。

これから犬を飼おうと検討している人のために今回は、日本で人気のある犬種の値段や特徴などについてご紹介させていただきます。

参考文献:世論調査

犬種によって値段が変わる理由は?

犬種によって値段が変わる主な理由は、犬の容姿や血統、性別、人気によるものです。

人気がある犬種は高い

人気が高い犬種は需要が高くなり希少価値が上がることで、ペットショップやブリーダーで販売される際の値段が高くなります。

一例として、現在では飼いやすさやかわいい容姿からトイプードルの人気が非常に高くなっていますが、このような人気犬種については他の小型犬と比較して10万円程度値段が高くなることも珍しくはありません。

その他、あまり好ましいことではありませんが、犬種にも流行りがあり、映画やテレビなどで使われた犬種が一時的に人気を集めて高額になるケースもあります。

容姿によって大きく変動する

身体の大きさや被毛の色などの容姿によっても、犬の値段は変動します。

一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)では、犬種標準(その犬種の理想的な姿)が決められており、体高や体重などの犬種ごとのサイズや被毛色などの基準が設けられています。

また、単純に被毛の色が珍しい容姿が特別かわいらしいなどの理由で値段が高くなることもあります。

親が優秀だと高くなる

チャンピオン犬を中心に、ドッグショーで優秀な成績をおさめた犬が母犬や父犬であるなど、血統が良い子犬に関しては値段が高くなる傾向にあります。

血統に関しては、ドッグショーなどで良い成績をおさめた犬以外にも、犬種によっては気質や性格が考慮されて値段が高くなることもあります。

オスよりメスのほうが高い

一般的に、メスの方がオスより値段が高くなります。これは子犬をブリーディングする際、ブリーダーが繁殖するために必要なメスを犬舎に残すことが多いのが理由で、オスの方が市場に多く出回りやすいという背景が理由です。

その他、犬に関してはメスの方がオスより出生率が低いことから、もともとの頭数が少ないことも価格が高くなる理由として考えられます。

配合によって価格が変わる

ブリーダーによっては多く販売することを目的とし、無理な繁殖を行うこともありますが、反対に繁殖前に母犬と父犬の臨床検査や遺伝子的な疾患の検査を行って、計画的な繁殖を行う優良なブリーダーもいます。このような場合は、検査費用や時間もかかるため、犬の価格が高くなりやすいのが特徴です。

子犬の健康を第一に考えるのであれば、値段が高くても検査を行って繁殖しているペットショップやブリーダーから子犬を購入する方が安心です。なお、大抵の犬種には遺伝子的に発症しやすい病気があるため、遺伝子検査を行っていない場合は病気の発症リスクに注意が必要です。

ペットショップとブリーダーどっちがいいの?

ペットショップとブリーダーどっちがいいの

犬を購入する場合、ペットショップで購入するかブリーダーから購入するか迷うことがあるかと思います。そんな人のために、ペットショップとブリーダーの特徴やメリットについてご紹介致します。

ペットショップの特徴・価格

ペットショップによって、犬の仕入れ方法や契約は若干異なりますが、いずれにしても大抵の場合はペットショップもブリーダーから犬を仕入れます。そのため、ペットショップでは仕入れ価格が加算されて、ブリーダーより価格が高くなる傾向にあるのが特徴です。

大手ペットショップの場合、契約に必要な書類や生体補償などの規約もしっかりとしているため、初めて犬を購入する人にとっては安心感があるのがメリットです。その他、ペットショップでは多様な犬種を一度で見ることができるため、どんな犬種を飼いたいのかがまだ不明確な場合は、選択肢を広げることができます。なお、日本で飼われている80%程度のペットがペットショップから購入されているといわれています。

ブリーダーの特徴・価格

ブリーダーから犬を購入する場合は、間接的な販売店であるペットショップを仲介しないため、一般的にはペットショップで購入するより価格が安くなる傾向にあります。

また、ブリーダーの場合、大抵は購入前に親犬を見ることができるため、親犬がもつ遺伝子疾患(先天的な病気)や健康状態、性格や容姿(特に成犬時の大きさなど)を目安にすることができるのがメリットです。

番外編:保護犬を救いたい人は里親になろう

保護権を救いたいと考えている人は、里親になることを検討するのも良いでしょう。ここでは、保護犬の迎え入れ方や値段について簡単にご紹介致します。

犬を保護できる里親制度

里親とは何かしらの事情で犬を飼えなくなり手放す飼い主の代わりに、その犬の新たな家族になることです。成犬や老犬が多く、保護団体を経由して里親になる場合は、一般的に1週間程度のトライアル期間を経て正式な里親になります。

しかし、個人と譲渡契約を結ぶ場合はトライアル期間がないこともあるので注意が必要です。

なお、保護団体や個人問わず譲渡人が里親になるための条件(単身者の応募の可否や年齢的な制約、犬の飼育経験の有無など)を設けている場合がほとんどですので、保護犬を検討している場合は事前に譲渡条件を満たしているか確認しておく必要があります。

保護犬を譲渡するときの価格

値段に関しては、保護団体や個人の意向によって異なりますが、無料で譲渡してくれることもあります。

保護団体に関しては、動物病院でのワクチン接種費用や狂犬病予防注射費用、検査費用や治療費用などの請求が譲渡時に発生するケースも多く、場所が遠い場合は犬の輸送などにかかる費用が請求されることもあります。

関連記事

保健所や保護センターといった施設や団体、個人で活動している人のもとには、小型犬から大型犬まで、さまざまな理由で飼い主さんと一緒に暮らせなくなった犬が集まっています。里親を検討している人は、ぜひ救える命を救う活動に一歩足を踏み入れてみてく[…]

犬の里親になる方法

人気犬種の値段一覧まとめ

ここではトイプードルを始めとした、日本で飼われている人気犬種の相場についてご紹介していきます。

トイプードル

プードルの特徴と価格

トイプードルの価格相場はオスで30万円前後、メスで38万円前後です。

トイプードルはそのかわいい容姿やサイズはもちろん、シングルコートという被毛の特徴から抜け毛が比較的少なく、体臭が少ないことで人気が高い犬種です。その他、小型犬の中では非常に賢い犬が多く、頭の良さに関しても多くのランキングで上位にいます。

チワワ

チワワの特徴と価格

チワワの価格相場はオスで29万円前後、メスで29万円以上です。

チワワは世界最小の犬として知られている犬種で、体重が1.5~3kg程度。飼い主や家族に愛情深い犬が多いのが特徴で、短めのマズルに大きな目というかわいい容姿で人気が高い犬種です。警戒心が強いことから、家族以外の人と慣れるのに時間がかかるケースがあるので、子犬期の社会化が大切です。

柴犬

柴犬の特徴と価格

柴犬の価格相場はオスで16万円前後、メスで17万円前後です。

昔は番犬で活躍していた柴犬ですが、近年では日本犬として愛されている犬種です。頑固な性格の犬が多いため他人に吠えることがありますが、子犬期のしつけで吠え癖を改善することもできます。飼い主を中心に家族に対しては非常に愛情深く、忠実な犬が多いのが特徴です。

ダックスフンド

ダックスフンドの特徴と価格

ダックスフンドの価格相場はオスで27万円前後、メスで28万円前後です。

ダックスフンドは胴長短足で人気を集めており、賢くて辛抱強い性格です。また、フレンドリーな性格で飼いやすい反面、吠え癖がつきやすいため子犬期のしつけが重要になります。

ポメラニアン

ポメラニアンの特徴と価格

ポメラニアンの価格相場はオス、メス共に15万円~30万円程度ですが、ペットショップやブリーダーによって価格に大きな差が生じます。

ポメラニアンはふわふわとした被毛と特徴的なマズルで人気を集め、体重は1〜3 kg程度。小型犬の中では活発で運動量を必要とし、警戒心が強いことから吠え癖がつきやすいため、子犬期のしつけが重要です。

\小型犬におすすめのドッグフードランキングはこちらから/
関連記事

近年ドッグフードの種類が非常に増え、ドッグフード選びに悩む飼い主さんも増えきたと思います。そこで今回は、日本で飼われている犬の大きさの中で最も多い、小型犬ドッグフードの特徴や選び方とおすすめランキング7選をご紹介します。[…]

小型犬におすすめのドッグフード

まとめ

今回は子犬探しに役立つ人気犬種の値段を中心にご紹介させていただきましたが、同じ犬種であってもペットショップやブリーダーによって価格が大きく異なります。

子犬を選ぶときは容姿はもちろん、遺伝子的疾患を中心に犬の健康状態にも配慮すると良いでしょう。

愛犬のためにベストなドッグフードを選びましょう
チワワ

「犬が食べればドッグフードはなんでもいい」と考えている飼い主さんはいませんか?そんな人はドッグフードのタイプや成分、原材料にこだわってあげてください。

これから一緒に歩む数年間を、犬にとっても飼い主さんにとってもより良いものにするために、ドッグフード選びはとても重要なことです。

おすすめのドッグフード
このこのごはん
このこのごはん公式

おすすめ度: ★★★★★

九州産の鶏ささみを使用することにより低カロリーです。全ライフステージに対応しているのですべての犬におすすめできます。

UMAKA
うまか

おすすめ度: ★★★★★

福岡県の老舗料亭博多華味鳥として有名なトリゼンフーズから出された、プレミアムドッグフードです。

カナガン
カナガン
                 

おすすめ度: ★★★★

獣医師の81%が推奨しているドッグフードで、イギリスで高い評価を受けている工場で製造しています。

>愛犬に合ったドッグフードを選びましょう

愛犬に合ったドッグフードを選びましょう

犬を飼いはじめた人やどこのドッグフードにするか迷っているあなたに、おすすめの商品を紹介します!

CTR IMG