愛犬の手作りごはん

みんなが作っている愛犬のための手作りドッグフードレシピをご紹介 

  • 2021年8月10日
  • 知識
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愛犬の手作り食について

ネットでの記事や口コミを見ていると健康に長生きできるドッグフードが定まらず、いっそのこと「自分で作っちゃえ!」と考えたことはありませんか?

一度でも考えたら、愛犬のために様々なご飯の手段を覚えておくことは得策。しかし、注意点を知っておかないと愛犬の健康に影響が出ることもあります。

今回は、そんな人のために犬の手作り食について、口コミや注意点など詳しく解説します。

この記事では、食材を数種類トッピングしているドッグフードは手作り食とは言わないこととします。


手作り食とは?

手作り食とは

犬の手作り食とは、ドッグフードを使わずに飼い主さんが愛犬のために作ったご飯のこと。最近では、SNSや犬雑誌で手作り食に関するレシピが簡単に手に入り、試しやすくなってきています

しかし、飼い主さんが手作り食を作れたとしても、飼い主さんの負担や愛犬に負担が掛かってしまっては作っても時間のムダ。そのため、手作り食は食べなかった時の最終手段として、知識を蓄える程度に覚えておきましょう。

どんな飼い主さんや犬が手作り食に向いているか

かかりつけの獣医師さんの判断にもよりますが、基本以下の3点が手作り食に移行する人が多い傾向です。

フードを食べなくなった犬

ドライタイプ・ウェットタイプ・半生タイプ・トッピングなどを試しても、全く食べる気配がない犬には手作り食が向いているでしょう。ただドッグフードは犬が健康に生活できるように作られているため、一般的に広く食べられているドライタイプは、お金の許す限りたくさんの種類を試してみましょう。

ウェットタイプや半生タイプ、トッピングは数種類試して食べなかったら手作り食を考えていいと思います。

疾患を抱えている犬

犬の疾患は飼い主さんが見ただけで、どの部分が疾患を抱えているのかはわかりません。犬の元気がない時や散歩に行かなくなった時は、まずは掛かりつけの獣医師さんに見てもらいましょう。疾患がある場合には獣医師さんが療法食をおすすめしてくれるかもしれません。療法食を試して、改善が見られない際は獣医師さんと相談して手作り食に切り替えてもいいか相談しましょう。

シンプルな原材料がいい人

ドッグフードに使用される原材料は肉や野菜、人工添加物など数多くの食材があります。シンプルに10種類前後の食材だけで作られているドッグフードもありますが、ほとんどのドッグフードが20~30種類を使い作られている傾向にあります。原材料が増えるほど飼い主さんが知らなければいけない情報も増え、愛犬に適したドッグフードなのか疑問を持つかもしれません。

そんな人は手作り食にして、飼い主さん自身でシンプルな原材料を使いドッグフードを作ってあげましょう。手作り食にすれば人工添加物を避けることができ、愛犬に適したドッグフードを与えることができるかもしれません

犬の手作り食を作るメリットとデメリット

手作り食のメリット・デメリット

メリット

  • 水分を調整できる
  • 余分な原材料を省ける
  • 特別な食事を与えられる
  • 人工添加物を避けられる
  • レシピは無限大
  • 療法食を作れる

デメリット

  • 手間がかかる
  • 栄養バランスが偏る
  • 長期の保存ができない
  • 好き嫌いがはっきり分かれる

手作り食を作る際の注意点

手作り食を作るにはいくつかの注意点があります。この注意点を守らないと愛犬の体調に異変が起きることもあるので、知っておきましょう。

与えてはいけない物

手作り食を与える以前の問題ですが、飼い主さんは犬を飼い始めたらまず犬に与えてはいけない食べ物を把握しておきましょう。

例えばタマネギなどのネギ類にはアリルプロピルジスルフィドが含まれており、これは赤血球を破壊し、ハインツ小体貧血・下痢・発熱・嘔吐などを引き起こすことがあります。今まで犬に与えていたものが疾患の原因になる可能性があるので、心配な食材は極力避けて与えましょう。

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犬が食べてはいけない食べ物

栄養が偏らないように注意する

手作り食を作る場合はAAFCO(米国飼料検査官協会)が定めている栄養素を基準に作ることをおすすめします。

AAFCOが定めている総合栄養食の基準値(代表例)

栄養素 成長期(生後~1年以内) 成犬期(1年以上~約10年) 上限値
粗タンパク質 22.5% 18.0%
粗脂肪 8.5% 5.5%
灰分(ミネラル類)
カルシウム 1.2% 0.5% 2.5%
リン 1.0% 0.4% 1.6%
カリウム 0.6% 0.6%
ナトリウム 0.3% 0.08%
マグネシウム 0.06% 0.06%
ビタミン類
ビタミンA 5,000IU/kg 5,000IU/kg 250,000IU/kg
ビタミンD 500IU/kg 500IU/kg 3,000IU/kg
ビタミンE 50IU/kg 50IU/kg 1,000IU/kg

しかしこの数値はあくまでも基準なので、愛犬の運動量や遺伝により必要な栄養素のバランスが異なるため、正解はありません。まずは基準に沿って手作り食を作り、愛犬の排便や毛艶、体重から愛犬に合っている基準かを判断します。毎日完璧な栄養素をバランスよく摂らせるのが難しい人は、サプリメントなどで代用してもOKです。

いきなり手作り食にしない

ドッグフードを与えていた人は、いきなり手作り食にすると愛犬が食べてくれず、食べたとしても身体の負担になる可能性があります。まずは与えているドッグフードの量を減らしながら、日を追うごとに手作り食を増やしていきましょう。10日を目安として手作り食に移行していきます。

ドッグフードに戻すのが大変かもしれない

愛犬がすんなりと手作り食を受け入れてくれても、いつ食べなくなるのかは誰にもわかりません。手作り食は多くのメリットがありますが、食べてくれなくなった際にはドッグフードに戻すことを考えなければいけません。もしドッグフードに戻すとなれば、愛犬がまたドッグフードを食べてくれるかどうかはわからないので注意してください。

手作り食をしている人の口コミ

うちのご飯は生のまま

食いつきが凄い

疾患が完治した

AAFCOの基準をもとに作成

仕事で犬猫を見てるけど手作り食は未消化のまま出てきやすい

せっかく作ったのに食べてくれない

口コミの賛否は両論

食いつきが良くなったという人もいれば、せっかく作ったのに食べてくれないという人もいました。私も犬を飼っていますが、手間やコストを考えると手作り食にするメリットはあまりないと感じています。

また、未消化のまま出てくる可能性もあるため、どうしても手作り食を作ってあげたいという人はまずは獣医師に相談してからにしましょう。

少しでも甘い考えがある場合はやめる

手作り食の注意点

少し厳しいことを言うと、あなたの手作り食次第で愛犬の健康状態が決まると言っても過言ではありません。さらに、栄養バランスを考えたりといった手間が掛かるため、飼い主さんには想像以上の負担が掛かる場合も。これを見て少しでも不安になった人がいたらもう一度よく考え直してみてください。

何かしらに不安があるとき

手間や愛犬の健康など手作り食を作る場合は、色々なことに注意しなければいけません。もし、手作り食の足りない栄養素が原因で病気になってしまったら、元も子もありません。せっかく愛犬のためを思って作っても逆効果になる可能性があります。

コストや時間を考えて計算をだいたいしておく

犬を飼っている大半の人は仕事をしていると思います。なるべくお財布に無理なく、手間を掛けずに手作り食を作りたいと考えているはずなので、まずどれくらいのコストで作る時間はあるのかを計算しましょう。コスパを考えた場合に飼い主さんの負担が大きい時は、手作り食を断念してドッグフードにするべきだと考えます。

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まとめ

ここまで読んでみてやっぱりドッグフードがいいと考えた人は、海外産ドッグフードのおすすめや国産ドッグフードのおすすめを見て、愛犬に合ったドッグフードを探してみるのもいいかもしれません。

手作り食は相当な覚悟がなければできないと考えています。本当に愛犬に適しているのかを良く考えて、健康に長生きできるドッグフードを探してあげましょう。

愛犬のためにベストなドッグフードを選びましょう
チワワ

「犬が食べればドッグフードはなんでもいい」と考えている飼い主さんはいませんか?そんな人はドッグフードのタイプや成分、原材料にこだわってあげてください。

これから一緒に歩む数年間を、犬にとっても飼い主さんにとってもより良いものにするために、ドッグフード選びはとても重要なことです。

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