
愛犬に、いつまでも元気に生活してもらいたいですよね。ドッグフードは犬の身体を作り、生きていく上で欠かせないもの。じっくり選びたいものです。
国産のドッグフードはたくさん販売されていますが、国産だから絶対安全というわけではありません。では、何を基準に選べばいいのでしょうか。
そこで今回は、国産ドッグフードの選び方とおすすめ10選を紹介します。
国産ドッグフードの特徴
小型犬に特化しているドッグフードが多い傾向
日本で飼われている犬のランキングをみてみると「チワワ」や「トイプードル」、「ポメラニアン」などの小型犬が上位を占めています。そのため、国産ドッグフードは小型犬に特化したドッグフードが多い傾向に。1粒のサイズが小さかったり、小型犬の悩みに多い涙やけや毛質の艶などをサポートする原材料が使われています。
近年ドッグフードの種類が非常に増え、ドッグフード選びに悩む飼い主さんも増えきたと思います。そこで今回は、日本で飼われている犬の大きさの中で最も多い、小型犬ドッグフードの特徴や選び方とおすすめランキング7選をご紹介します。[…]
もちろん、中型・大型犬用に作られているドッグフードもあります。ラブラドール・レトリバーやゴールデンレトリバーなどの大型犬や犬種別に作られているドッグフードもあります。また、小型犬用に作られているドッグフードでも、全犬種・全年齢に対応しているドッグフードもあるため、総合栄養食の基準を満たし、愛犬が気に入ってくれれば小型犬用のドッグフードを与えても大丈夫です。
海外産のドッグフードとの違い
海外に比べて法律が厳しくない
海外はペットの法律が厳しいため、ペットの健康問題が飼い主さんにとっては最優先事項になります。そのため、おのずとペットが毎日口にするペットフードは質が高いものが求められます。こうした背景から海外は、ペットやペットフードの基準が高く設定されています。
日本は添加物や栄養素などの法律は段々と制定されてきていますが、海外に比べて正直まだまだ。原材料や成分に不安がある人は海外の法律や基準と照らし合わせて国産ドッグフードを選びましょう。
タンパク質の違い
国産ドッグフードは海外産のドッグフードに比べて、タンパク質が低い傾向にあります。高タンパク質のフードが多い海外産ドッグフードは、活動量が多い犬や痩せ気味の犬におすすめです。
また、国産ドッグフードはタンパク質が比較的抑えられている傾向にあるため、肥満気味の犬やあまり散歩に行かない犬に向いています。
粒の大きさや厚み

写真を見てみると、国産・海外産ドッグフードを比べて大きさや厚みが2~2.5倍違うことがわかります。ドッグフードを購入する際は愛犬の年齢や犬種によって粒の大きさも考えて選ぶようにしましょう。また、国産のドッグフードでも大きい粒のドッグフードが販売されているので、チェックしてみましょう。
国産ドッグフードの選び方
原材料と仕入れ先をチェック
公式サイトや袋に情報開示されているか
公式サイトや袋に原産国「日本」と記載されていても、最終的な工程が国内でされただけで、原材料は海外産かもしれません。海外産の原材料は、工場に届けられるまでに時間がかかる場合があり、保存料を使用している可能性があります。酸化を遅らせるために使用される保存料は、吐き気や消化不良の原因になります。
国内で採れた原材料は、スムーズに工場まで届けられるため保存料を使用せずにドッグフードを製造できます。最近では、原材料の産地や生産者をしっかりと記載しているメーカーも出つつある傾向に。そういったドッグフードは信頼性も高く安心して購入できます。
動物性タンパク質が使われているフードを選ぶ
原材料に記載されている、最初を「第一主原料」といい、そのドッグフードの中で使われている量が一番多いものを指しています。主原料は主に、動物性タンパク質と植物性タンパク質に分けられます。


犬は散歩をしたり走り回るので、基本的には動物性タンパク質を多く含むドッグフードを選んであげましょう。植物性に比べ、動物性の方が高タンパクです。タンパク質は愛犬の血液や骨、筋肉、皮膚・被毛の健康維持のために欠かすことができない栄養素です。
食物アレルギーに気をつける

犬も食物アレルギーが存在します。アレルギーが出る可能性がある原材料は、「牛肉・鶏肉・乳製品」など。主原料に使われている食材もアレルギーの対象です。食物アレルギーは、愛犬が身体をかゆがっている、抜け毛が多い、下痢・嘔吐が症状です。アレルギーが出た場合には、すぐに獣医師さんのもとで検査と治療を行ってください。
アレルギーについて、詳しく知りたい人は知っておかないと後悔…犬にもアレルギーがある?を参考にしてください。
動物性タンパク質でアレルギーが出るリスク
種類 | アレルギー |
---|---|
牛肉 | × |
鶏肉 | △ |
ラム肉 | 〇 |
鹿肉 | 〇 |
馬肉 | 〇 |
ドライフードかウェットフードを選ぼう
ドッグフードはカリカリとした食感が特徴の「ドライフード」、水分が75%前後含まれている「ウェットフード」、ドライフードとウェットフードの中間に位置する「半生フード」があります。
基本的にドライフードかウェットフードの総合栄養食と記載された、ドッグフードがおすすめです。ドライフードは開封後に平均1~3ヶ月程度保存でき、多種多様なドライフードが販売されているので、愛犬に合ったドッグフードを探すことができると思います。
一方ウェットフードは酸化が早く、保存期間も1週間と短いです。そのため、大容量での販売をしておらず、高価になることも。しかし、ドライフードよりも嗜好性が高いので、ドライフードを食べない犬や顎の力が弱ったシニア犬におすすめです。
年齢に合わせたフードを選ぼう
犬も人間と同様にご飯から摂取しなければいけない、規定量の成分値があります。犬種や年齢によって値は変わりますが、成長期(生後~1歳)、成犬期(1歳~10歳)、シニア期(10歳~)に大きく分けられます。ドッグフードに記載されている成分値をAAFCOの基準値と照らし合わせて、検討してみましょう。
AAFCOが定めている総合栄養食の基準値(代表例)
栄養素 | 成長期(生後~1年以内) | 成犬期(1年以上~約10年) | 上限値 |
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 22.5% | 18.0% | – |
粗脂肪 | 8.5% | 5.5% | – |
灰分(ミネラル類) | |||
カルシウム | 1.2% | 0.5% | 2.5% |
リン | 1.0% | 0.4% | 1.6% |
カリウム | 0.6% | 0.6% | – |
ナトリウム | 0.3% | 0.08% | – |
マグネシウム | 0.06% | 0.06% | – |
ビタミン類 | |||
ビタミンA | 5,000IU/kg | 5,000IU/kg | 250,000IU/kg |
ビタミンD | 500IU/kg | 500IU/kg | 3,000IU/kg |
ビタミンE | 50IU/kg | 50IU/kg | 1,000IU/kg |
計算や手間を掛けたくないという人は、パッケージや公式サイトに「成犬用」や「10歳以上用」、「全年齢対応」と記載してあるドッグフードから、愛犬に適したドッグフードを選んであげるといいでしょう。
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無添加フードかチェック

酸化防止剤や着色料、甘味料が含まれているフードは避けてください。人間でも使用が禁止されているものや発がん性物質を生成する成分などがあるので、下記の成分が含まれているフードはおすすめできません。
- 酸化防止剤:BHA・BHT・エトキシキン・ソルビン酸カリウム
- 着色料:赤色2,3,40,102,104,105,106号・黄色4,5号・緑色3号・青色1,2号
- 甘味料:ソルビトール・キシリトール・グリシリジン・アンモニエート・ビートパルプ
天然酸化防止剤は、果実やハーブから抽出した成分を使用しているので、安心して与えられる酸化防止剤です。
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国産ドッグフードの口コミを確認
人間が食べられるレベルのこのこのごはん
老犬になると嗜好が変わるのか、今までのドッグフードを食べなくなって困りますね😂でも、このこのごはんは食べてくれてびっくり😳‼️食べない日が続いて心配だったけど助かりました🐶 pic.twitter.com/LRIbmNjd4H
— まなか@愛犬と満喫ライフ (@aikentomankitsu) May 7, 2021
UMAKAは国産ドッグフードで安全
ちくわちゃん
— ポメマルのラテ坊。 (@51qNqDelGvJlRoF) June 10, 2021
ありがとうございます😍✨
ちくわちゃんのタレ目も
すごく可愛いです♡
うちの子は食に対する執着がすごくて
何でもよく食べるんですー😂
UMAKAも初めての日から
何の躊躇もなくガッついてました😂(笑)
鰹節のいい匂いがして
飼い主も気に入ってるんですが、
お値段がちょっと😂(笑)
ローテーションで与える
なつのドッグフード今のところ食いつきがいいのはいぬはぐ、レオアンドレア、ナチュロル 。どれも美味しいらしく掃除機のように食べてます^_^
— 柴犬なつ (@chocochai_0) June 7, 2019
しばらくこの三つでローテーションかな?#いぬはぐ#レオアンドレア#ナチュロル pic.twitter.com/oA12X95jYa
手作り感が伝わり、食感もいい感じ!
いつもありがとです🤗ドッグフード工房は手作り感が伝わってきて好きですね!私自身も味見したことありますが、ポリポリ食感も楽しい感じ😆毛艶がいいような気がします😊
— ちわわ大佐 (@wbBQeHJ64oIS6yR) November 20, 2020
国産ドッグフード おすすめランキングTOP10
- ドッグフード工房4.73
ドッグフード工房は食肉衛生検査をクリアした鮮度の高い「生肉」、旬の採りたて「野菜」、国内で生産された高品質の「穀類」など食材の隅々までこだわった自然食ドッグフードです。もちろん人工添加物は使用していません。
ドッグフードは生づくり製法を採用し、低温風でじっくりと乾燥させることで嗜好性が高いドッグフードに仕上げています。
ドッグフード工房は添加物を使用していない、無添加ドッグフードです。
通常価格 ¥1,870(税込)/750g 定期便価格 ¥1,336(税込)/750g 第一主原料 鶏肉 タンパク質 22%以上 原産国 日本 エネルギー 360kcal/100g \お試しが500円 / - ミシュワンドッグフード4.71
ミシュワンの小型犬用ドッグフードは、こだわりの国産厳選素材を使用して作られています。
関節機能の維持をサポートする「緑イ貝」を始め、馬肉や鶏肉といった豊富なタンパク質を多く含んでいます。
また国内の専門工場で人間の食品と同じレベルで製造、余計な添加物を含んでいないため、愛犬にも安心して与えられるでしょう。
定期便に申し込めば約20%OFFで試せるので、ドッグフードを変えたいと考えている人はぜひこの機会に試してみてはどうでしょうか?
通常価格 ¥3,980(税込)/1kg 定期便価格 ¥3,184(税込)/1kg 第一主原料 生肉(鶏、馬、鶏レバー) タンパク質 21.5%以上 原産国 日本 エネルギー 352kcal/100g - ペルシアドッグフード4.70
ペルシアドッグフードは国際薬膳調理師の方が開発に携わった、栄養バランスと美味しさのバランスが取れたドッグフードです。さらに複数の動物性タンパク質を使用しており、食いつきの良さを高めています。
使用されている食材は厳選された国産食材を使用し、アレルギーと鮮度にこだわっています。
ペルシアドッグフードは添加物を使用していない、無添加ドッグフードです。
通常価格 ¥3,990(税込)/1kg 定期便価格 ¥3,192(税込)/1kg 第一主原料 生肉(牛、鶏、馬、魚肉、豚レバー) タンパク質 28%以上 原産国 日本 エネルギー 360kcal/100g \定期便なら最大32%off / - みらいのドッグフード4.60
みらいのドッグフードは、薬膳の効果にこだわりをもち、免疫力維持に役立つ鹿や馬、鶏などの生肉を豊富に使用しているのが特徴。高タンパク質で質が良いため、皮膚の健康維持や免疫力の向上が期待できます。
アレルギーの原因になりやすい添加物不使用であることはもちろん、低温低圧製法で栄養素が損なわれないように製造されているのもポイント。豊富なラインナップが揃っていますが、皮膚の健康維持に配慮した商品(皮膚アレルギー用)に関しては、オメガ3脂肪酸やファイトケミカル食材が使用されているので、柴犬には特におすすめです。
通常価格 ¥5,720(税込)/1kg 定期便価格 ¥4,620(税込)/1kg 第一主原料 鹿・馬・魚・鶏 タンパク質 30%以上 原産国 日本 エネルギー 335kcal/100g \楽天ランキング10部門で1位 /
まとめ
今回は、おすすめの国産ドッグフードを紹介しました。
海外産のドッグフードはタンパク質が豊富でいいと感じる人がいると思いますが、国産のドッグフードも高品質で安心できるものが多くあります。
国産のドッグフードは日本で飼育されている小型犬の割合が高いせいか、粒が小さなドッグフードが多く販売されている傾向にあるので、身体の特徴に合った国産ドッグフードを見つけてあげてください。