
ドッグフードは毎日消費するものだから、お財布に無理なく買えるようなコスパがいいものを選びたいという人も多いでしょう。
しかし、安いからという理由でドッグフードを購入しても、愛犬が食べてくれなかったり体調不良を起こし、通院費などでさらにお金が掛かってしまうこともあります。
今回は手頃な値段で購入でき、質の良いドッグフードがいいというあなたのために、コスパ最強のドッグフードをランキング形式で解説します。
安い順で選ぶのはダメ
安いドッグフードを購入することで、家計の負担は軽減されるかもしれません。しかし、愛犬の負担は見えないうちに大きくなっている可能性があります。そのため、原材料や品質基準などを見ずにドッグフードを購入することは絶対にNGです。
ドッグフードを選ぶ際はただ安いものを選ぶのではなく、ヒューマングレード食材や無添加を重視して選ぶことをおすすめします。
コスパがいいドッグフードの選び方
原材料の質にこだわって選ぼう

まずコスパのいいドッグフードを見極める1つ目のポイントは、原材料の質です。具体的にはヒューマングレード食材を使用していたり、公式サイトなどで原材料の産地や情報開示がされているものを選びましょう。飼い主さんは、愛犬に与えるドッグフードの詳細を把握しておくべきです。
さらに、公式サイトやパッケージに製造管理及び品質管理の基準「GMP」、 食品のトレーサビリティ認証「ISO2205認証」、食品の衛生管理手法「HACCP認証」のいずれかを受けていると尚、安心です。
主原材料に動物性タンパク質が使用されているものを選ぼう

次にドッグフードの主原料に、動物性タンパク質を使用しているかどうかです。植物性タンパク質(穀類)を使用したドッグフードもありますが、牛肉や鶏肉を使用しているドッグフードの方が、犬には適しています。
動物性タンパク質の種類
- 牛肉・鶏肉・鹿肉・馬肉・七面鳥・羊肉・豚肉・魚など
それぞれの肉類によって栄養素などが異なるため、数種類用意して愛犬にあった動物性タンパク質を見つけてあげましょう。
人工添加物を使用していないものを選ぼう
価格が安いドッグフードには、人工添加物が使われがちです。人工添加物は愛犬が体調不良になったり、胃腸に負担を掛ける原因になります。腸の健康を損なうことで免疫力が低下し、犬のお悩みで多い涙やけなどの症状が出ることも。下記に記載されている、注意したい添加物は避けるべきです。
注意したい添加物
- 酸化防止剤:BHA・BHT・エトキシキン・没食子酸プロピル
- 保存料:ソルビン酸カリウム
- 着色料:赤色2,3,40,102,104,105,106号・黄色4,5号・緑色3号・青色1,2号
- 甘味料:ソルビトール・キシリトール・グリシリジン・アンモニエート・ビートパルプ
総合栄養食のドッグフードを選ぼう

健康状態に異常がない犬には、総合栄養食と記載されているドッグフードを与えましょう。総合栄養食の他に一般食と記載されているドッグフードがあります。一般食はAAFCO(米国飼料検査官協会)が定めた栄養素の基準を満たしていないので、サプリメントやおやつを使って足りない部分を補う必要があります。コスパを重視したいと思っているのに、わざわざサプリメントやおやつで無駄な出費を防ぐため、健康な犬に一般食を選ぶ必要はありません。
AAFCOが定めている最低基準
子犬期・成犬期
栄養素 | 子犬期 | 成犬期 |
---|---|---|
タンパク質 | 22.5%以上 | 18%以上 |
脂質 | 8.5%以上 | 5.5%以上 |
ミネラル | 1.2~2% | 0.8%以上 |
ビタミン | 10%以下 | ー |
ドッグフードを選ぶ時の注意点
愛犬にあった粒の大きさを選ぶ

写真を見てみると、国産・海外産ドッグフードを比べて大きさや厚みが2~2.5倍違うことがわかります。ドッグフードを購入する際は愛犬の年齢や犬種によって粒の大きさも考えて選ぶようにしましょう。また、国産のドッグフードでも大きい粒のドッグフードが販売されているので、チェックしてみましょう。
次に紹介する比較表の商品を押してもらうと私が実際に商品を取り寄せての体験をレビューしていますので、詳細ページで粒の大きさなどを確認することをおすすめします!
当サイトで紹介しているドッグフード20種類の価格を徹底比較
内容量から1kgあたりの価格を計算し、原材料や価格などの面から評価をしています。
商品 | 通常価格(税込) | 1kgあたりの価格/通常 | コスパ評価 |
---|---|---|---|
![]() SOLVIDA(ソルビダ) | ¥4,084(1.8kg) | 約¥2,260 | ◎ |
![]() ROYAL CANIN(ロイヤルカナン) | ¥3,245(2kg) | ¥1,622 | △ |
![]() GreenPlus(グリーンプラス) | ¥1,660(1kg) | ¥1,660 | 〇 |
![]() ビタワン | ¥1,775(6.5kg) | ¥226 | ◎ |
![]() gowan(ごわん) | ¥2,530(1kg) | ¥2,530 | 〇 |
![]() TASHIKA鹿肉 | ¥2,750(1kg) | ¥2,750 | 〇 |
![]() レオ&レア | ¥2,700(800g) | ¥3,300 | △ |
![]() ドッグフード工房 | ¥1,870(750g) | ¥2,492 | 〇 |
![]() Naturol(ナチュロル) | ¥3,300(850g) | 約¥3,881 | △ |
![]() UMAKA(うまか) | ¥5,478(1.5kg) | ¥3,652 | 〇 |
![]() 馬肉自然づくり | ¥3,300(1kg) | ¥3,300 | △ |
![]() このこのごはん | ¥3,850(1kg) | ¥3,850 | △ |
![]() アランズナチュラルドッグフード・ラム | ¥4,356(2kg) | ¥2,178 | ◎ |
![]() ACANA(アカナ) | ¥5,500(2kg) | ¥2,750 | 〇 |
![]() ARTEMIS(アーテミス) | ¥2,055(1kg) | ¥2,054 | 〇 |
![]() LOTUS(ロータス) | ¥2,970(1kg) | ¥2,970 | △ |
![]() MogWan(モグワン) | 4,356(1.8kg) | ¥2,420 | ◎ |
![]() Nutro(ニュートロ) | ¥3,658(3kg) | ¥1,503 | 〇 |
![]() Orijen(オリジン) | ¥4,100(2kg) | ¥3,300 | △ |
![]() CANAGAN(カナガン) | ¥4,356(2kg) | ¥2,178 | ◎ |
![]() やわか | ¥6,578(1.2kg) | ¥5,480 | △ |
![]() カナガンウェットドッグフード | ¥3,520(400g×3) | ¥2,933 | △ |
![]() Butch(ブッチ) | ¥4,455(800g×3) | ¥1,856 | ◎ |
![]() ネルソンズドッグフード | ¥8,580(5kg) | ¥1,716 | ◎ |
![]() 和漢みらいのドッグフード | ¥5,500(1kg) | ¥5,500 | △ |
![]() カナガンデンタル | ¥5,456(2kg) | ¥2,728 | ◎ |
![]() ユニ・チャーム グランデリ | ¥1,849(1.7kg) | ¥1,087 | ○ |
![]() MogCube(モグキューブ) | ¥5,456(425g) | ¥11,000 | ○ |
![]() エッセンシャルドッグフード | ¥4,708(1.8kg) | ¥2,615 | ○ |
![]() ファイペッツドッグフード | ¥3,457(1.5kg) | ¥2,304 | ◎ |
![]() 犬猫生活ドッグフード | ¥6,028(1.7kg) | ¥3,545 | ○ |
![]() 鹿+(シカト)ドッグフード | ¥2,400(600g) | ¥4,000 | ○ |
28種類を比較して分かったことは、値段が下がるほどに原材料に使用されている動物性タンパク質などの含有量や質が落ちてくる傾向にありました。1kgあたりの価格が2,000円前後になってくると、ヒューマングレード食材やオーガニック食材などの厳選された食材が使われている商品が続々と出てきた印象です。
どうしても特別な原材料や独自の製法を使ったドッグフードを選ぶとなると、1kgあたり3,000円前後になってしまいます。お財布に余裕がある人は価格が高いドッグフードを選んであげてもいいかもしれませんね。
コスパ最強ランキング5選
- CNAGAN(カナガン)4.9
カナガンは鶏肉を原材料の50%以上使用している、総合栄養食のドッグフード。使われている原材料は全てヒューマングレード食材で、野菜や果物をバランスよく配合しています。
1kgあたりの価格は¥1,980、定期便なら毎回¥1,584とお得に購入できます。この価格で人工添加物不使用、尚且つヒューマングレード食材を使っているということは、間違いなくコスパ最強ドッグフードです。
通常価格 ¥4,356(税込)/2kg 定期便価格 ¥3,484(税込)/2kg 第一主原料 鶏肉 タンパク質 29%以上 原産国 イギリス エネルギー 361kcal/100g \獣医師の81%が推奨! /
まとめ
コスパ最強のドッグフードを1kgあたり2,000円を目安に紹介してきましたが、実際に商品を決めるのはあなた自身です。飼い主さんの出費は毎月変わってくると思うので、その時その時に合ったドッグフードを選んであげましょう。あくまで選び方は目安なので、他のポイントが気になる人は自分で基準を設けてドッグフードを選定してみてください。