愛犬に合った目的別ドッグフード

愛犬に合った目的別ドッグフードをご紹介!色々な種類から愛犬に合ったものを選びましょう

  • 2021年8月10日
  • 知識
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目的別ドッグフード

一般的に総合栄養食のドッグフードを与えていれば、愛犬は健康的に生活できます。

しかし、総合栄養食のドッグフードだけでは健康に生活できないことも。例えば食べなくなったり、疾患を抱えた場合には総合栄養食以外の目的に合ったドッグフードを選ぶ必要があります。

そこで今回は目的別に選びたいドッグフードを詳しくご紹介していきます。


目的別ドッグフードは4種類に分けられる

年齢別や犬種別はパッケージなどに大きく記載されているからなんとなく想像がつきやすいですが、目的別のドッグフードと言われてもよくわからない人がほとんどだと思います。目的別のドッグフードとは「総合栄養食」、「一般食」、「食事療法食」、「その他の目的食」の4種類のことです。

健康面に問題がない場合は総合栄養食

総合栄養食

総合栄養食とは水と総合栄養食を与えるだけで、指定された成長段階の健康が維持でき、健康的に暮らせるドッグフードのことです。そのため、健康な愛犬には「総合栄養食」と記載されているドッグフードを選びましょう。

総合栄養食だと見分ける基準

ペットフード公正取引協議会によると、総合栄養食のドッグフードにはパッケージに次の2点が記載されています。

  • 「この商品は、ペットフード公正取引協議会の定める分析試験の結果、総合栄養食の基準を満たすことが証明されています。」
  • 「この商品は、ペットフード公正取引協議会の定める給与試験の結果、総合栄養食であることが証明されています。」

AAFCOが定める総合栄養食の基準

総合栄養食の基準はAAFCO(米国飼料検査官協会)という、ペットフードの栄養基準や表示に関する基準を制定しているアメリカの団体が決めています。AAFCOの基準はアメリカだけでなく、世界各地の国で採用されているため日本もこの基準をもとにドッグフードが作られています。

また、AAFCOは認証機関ではないので、公式サイトやパッケージに「AAFCOの基準をクリア」などと記載されていることがあります。

AAFCOが定めている総合栄養食の基準値(代表例)

栄養素 成長期(生後~1年以内) 成犬期(1年以上~約10年) 上限値
粗タンパク質 22.5% 18.0%
粗脂肪 8.5% 5.5%
灰分(ミネラル類)
カルシウム 1.2% 0.5% 2.5%
リン 1.0% 0.4% 1.6%
カリウム 0.6% 0.6%
ナトリウム 0.3% 0.08%
マグネシウム 0.06% 0.06%
ビタミン類
ビタミンA 5,000IU/kg 5,000IU/kg 250,000IU/kg
ビタミンD 500IU/kg 500IU/kg 3,000IU/kg
ビタミンE 50IU/kg 50IU/kg 1,000IU/kg

上記に記載されている通り、総合栄養食だからといって栄養素がすべての犬に対応しているわけではありません。栄養素の必要量は身体の大きさ(小型犬~大型犬)や年齢によって変わってくるので、パッケージの対象年齢を見て、総合栄養食のドッグフードを選んであげてください。

総合栄養食はこんな犬におすすめ

総合栄養食は特に疾患がない、健康的な犬におすすめです。一般食とは違い、栄養素を気にせずに選ぶことができるので、飼い主さんの負担も減らせることができます。犬を飼い始める人は、各成長段階の総合栄養食と記載されているドッグフードをまずは選んでみてください。

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おかずの役割・おやつとして与える場合は一般食

一般食

一般食は、何かしらの栄養素が総合栄養食の基準に達していないドッグフードのことをいいます。そのため、一般食を与え続けると栄養素が不足し、愛犬の健康状態を害する可能性があります。また、一般食を主食として与える場合はサプリメントや手作り食で足りない栄養素を補う必要があります。

パッケージに一般食と記載されていない場合は、「副食」「おかず食」などと記載されていることがあるため、選ぶ際は注意して確認しましょう。

一家に一袋あると便利な一般食

一般的に嗜好性が高いとされる一般食は、総合栄養食のおかずの様な役割をすることもあります。また、総合栄養食などで栄養をバランスよく摂取できていれば、食欲不振の時やおやつの時に与えれば効果的に活用できます。意外と使える場面が多い一般食は、一家に一袋常備しておくのがいいかもしれませんね。

一般食はこんな犬におすすめ

一般食がおすすめの犬は、サプリメントを与えたい人や手作り食を与えたい人です。また、総合栄養食の食いつきが悪い犬におかず替わりとして少し混ぜたい人にもおすすめです。しかし、自分で栄養素を計算するため飼い主さんの負担が掛かる場合があります。途中で計算をやめて適当に与えることがないようにしてくださいね。

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疾患を抱えている場合は食事療法食か特別療法食

特別療法食

食事療法食は、身体のどこかに疾患を抱えている犬向けに作られたドッグフード。特別に栄養バランスが調整されており、疾患部分を補う働きをしてくれます。市販や通販でも販売されていますが、飼い主さんの判断で食事療法食を与えることは絶対にNG。愛犬の体調が優れない場合は、まずは掛かりつけの獣医師さんに相談しましょう。

コストを抑えるために、飼い主さん自身で手作りしてあげようと考えるかもしれませんが、飼い主さんの負担や栄養バランスを考えるとほとんど不可能。様々な症状別に販売されているドッグフードの中から愛犬にあった食事療法食のドッグフードを選んであげましょう。

療法食を与えたから疾患が絶対に治るというわけではありません。

食事療法食に対応している疾患の例

  • 長寿サポート
  • 尿路結石
  • 消化器サポート
  • ダイエット
  • 腎臓疾患
  • 心臓疾患
  • 食物アレルギー

食事療法食はこんな犬におすすめ

食事療法食は獣医師さんの診断で身体のどこかに疾患があり、食事療法食を与えてくださいと言われた犬です。食事療法食も一般食と同様に飼い主さんが計算してドッグフードを作ることができないので、獣医師さんにおすすめされたドッグフードなどを与えましょう。

おすすめの療法食はこちら
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その他の目的食(サプリメント)

その他の目的食

サプリメントは人間用のサプリメント同様に、特定の疾患などに対して使用されたり、一般食で補えない栄養素をカバーするために使用されます。たくさんのサプリを与えれば、色々な栄養素を補えるから良いと考えるかもしれませんが、それは絶対にやめてください。数種類のものを同時に与えると、本来の効果が得られなかったりサプリメントの相性によっては見えない愛犬への負担が大きくなることもあります。

最近では動物病院でもサプリメントを販売しているところがあるため、一般食を与えている人や総合栄養食だけでは健康が心配という人は掛かりつけの獣医師さんに相談しましょう。

まとめ

総合栄養食の他にも一般食や食事療法食があることを初めて知った人は、もう一度愛犬の健康状態や与えているドッグフードを確認してください。

飼い主さんが愛犬の健康状態に合わせて、目的に合ったドッグフードを選んであげましょう。

愛犬のためにベストなドッグフードを選びましょう
チワワ

「犬が食べればドッグフードはなんでもいい」と考えている飼い主さんはいませんか?そんな人はドッグフードのタイプや成分、原材料にこだわってあげてください。

これから一緒に歩む数年間を、犬にとっても飼い主さんにとってもより良いものにするために、ドッグフード選びはとても重要なことです。

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