
子犬を迎える時に気をつけたいのがドッグフード選びです。
成長期に食べるドッグフードはその後の成長に大きく影響するので、ベストなフードを選ぶことが大切です。
しかし、子犬用のドッグフードは種類がたくさんありすぎて何を選んでいいかわからないという人も多いですよね。
今回は、「犬種によって変えるの?」「ドッグフードなら何でも大丈夫?」こんな疑問を持つ人に、選び方や子犬におすすめのドッグフードをランキング形式でご紹介します。
子犬・成長期向けドッグフードの選び方

タンパク質の量や質にこだわろう
犬の成長期は骨や筋肉、消化器官、免疫機能がすごい速さで成長していきます。初めての世界を経験する子犬は色々なことに興味を持ち、自然と運動量が増えるので、エネルギーの消費量が成犬やシニア犬に比べて大きくなります。そのため、子犬のドッグフードで特に意識していただきたいことは、ドッグフードに含まれているタンパク質。タンパク質は身体を作る上で一番欠かせない栄養素と言えます。
タンパク質の中には牛肉や鶏肉が主原料である「動物性タンパク質」と穀物中心の主原料である「植物性タンパク質」があります。成長期以外の期間もそうですが、犬が健康に生活するためにおすすめしたいドッグフードは動物性タンパク質が使われているフード。それもヒューマングレード(人間も食べられるレベル)食材で、ミール肉や粉末が使われていないフードが望ましいです。
タンパク質の量はAAFCO(米国飼料検査官協会)が成長期に必要なタンパク質と定めている、22.5%以上のドッグフードを選んであげるといいでしょう。
タンパク質以外の栄養素にも注目しよう
犬はタンパク質だけ摂取していれば健康に生活できるわけではありません。タンパク質の他に、脂質、ビタミン、ミネラルもバランスよく摂取する必要があります。脂質は身体の健康維持や血液、エネルギー源になります。ビタミンやミネラルは皮膚、被毛、免疫機能向上、新陳代謝を助ける効果があります。
AAFCOが定める成長期の最低基準
- タンパク質:22.5%以上
- 脂質:8.5%以上
- ミネラル(灰分):1.2~2%
- ビタミン:10%以下
人工添加物が使用されていないフードを選ぼう
人口添加物は子犬のドッグフードに限ったことではありませんが、とてもいい成分とは言いがたいです。特に、酸化防止剤や着色料などの人工添加物は嘔吐や体調不良の原因になるため、人工添加物が使われていないか確認することを徹底しましょう。
また、ミックストコフェロールやクエン酸、ローズマリー抽出物などは自然由来の酸化防止剤なので、ドッグフードに使われていても大丈夫です。
国産か海外産かを選ぼう
ドッグフードを選ぶ際はまず、国産か海外産のドッグフードどちらにするか選びましょう。国産のドッグフードは国産の原材料を使用していることが多く、ヒューマングレード食材が使われていることが多い傾向にあります。
それに対して、海外産のドッグフードは日本に比べて法律が厳しい場所で作られていることが多いので、健康面や安全性が定められているドッグフードが多い傾向にあります。さらに、国産に比べて高タンパク質のドッグフードが多く販売されています。
犬種によって粒の大きさを調節しよう
犬は一般的に「超小型犬・小型犬・中型犬・大型犬」の4つに分けられます。それぞれの犬によって口の大きさ、歯の形成スピードが異なるので、愛犬の特徴に合った小粒や中粒のサイズを選びましょう。手で割れる程度の硬さであれば大粒を砕いて、与えても問題ありません。
グレインフリーフードを選ぼう
子犬は消化器官が成長段階にあるため、消化に負担がかかると言われている穀物が使用されているドッグフードは、嘔吐や軟便の原因になることがあります。1~2種類の穀物は問題ありませんが、原材料の欄の1番目に穀物が記載されているドッグフードは避けるべき。1番目に記載されている原材料はそのドッグフードで使われている比率が一番高いことを意味しています。
子犬に選ぶドッグフードのポイント
- タンパク質にこだわる
- バランスの取れた栄養素を意識
- 無添加フードを選ぶ
- 自分で基準を作り産地を選ぶ
- 愛犬に合った粒の大きさを選ぶ
- 穀物は使われていないほうが好ましい
子犬・成長期のドッグフードの与え方

食事回数を細かく分けよう
子犬は消化器官が未発達なので、生後半年を過ぎるまでは1日3~4回に分けてフードを与えてください。半年を過ぎてからはだんだんと回数を減らし、フードの量を増やしていってください。
食べない時はミルクを添えてみよう
子犬用のミルクと言ってもピンとこない人がほとんどですよね。実は、犬用のミルクは豊富な栄養素が入っている他、濃厚な香りで食欲が増すと言われています。さらに、ミルクは水分も補給できるので、ぜひ活用してみてください。
ドッグフードを食べてくれない時の対処法(画像付き)
モグワンで実際に検証
通常の状態(60g)

今回は愛犬がドッグフードを食べてくれない時に行っている方法をご紹介します。まずは、1回で食べるだけのドッグフードをお皿に出し、30~40度のぬるま湯を注いで放置します。
ぬるま湯を注いでから5分経過

粒がヒタヒタになるまで注いだぬるま湯が、あっという間になくなってしまいました!粒は写真を見て分かる通りじっとりと水分を含んでいる感じになってきました。
ぬるま湯を注いでから10分経過

時間が経つにつれて段々とモグワンの匂いが強くなったので、食いつきが悪い犬でも食べてくれそうです!また、愛犬の健康状態や歯の形成具合によってはスプーンやフォークで潰してから与えてみてください。
ふやかす時の注意点
- 熱湯でふやかさない
- 冷水でふやかさない
- 残したものはすぐに捨てる
ふやかして与える時は必ず、「ぬるま湯」でふやかしてから与えましょう。熱湯だと栄養素が壊れてしまうことがありますし、冷水だったらお腹が冷えて下痢を引き起こす原因になるからです。
犬がもし残してしまった場合はすぐにそのドッグフードは捨てましょう。水分を含むものは菌が繁殖しやすいため、数時間後に残り物を与えると犬の体調を崩す恐れがあります。
子犬・成長期向けドッグフードのランキング
- UMAKA4.9
UMAKAはAAFCOの基準を満たしている、総合栄養食のドッグフード。主原料に九州産のブランド鶏である華味鳥を使用し、ヒューマングレード食材をふんだんに使用しています。
さらに、人工添加物不使用のため、公式サイトではその新鮮から、飼い主さん自ら食べることを推奨しているほどです。今なら初回限定40%offで試すことができるので、ぜひこの機会にチェックしてみましょう。
通常価格 ¥5,478(税込)/1.5kg 定期便価格 ¥3,278(税込)/1.5kg 第一主原料 鶏肉 タンパク質 21.5%以上 原産国 日本 エネルギー 350kcal/100g \在庫残りわずか!! / - みらいのドッグフード4.7
和漢みらいのドッグフードは犬が長く健康に生きるために考えられた、AAFCOの基準を満たす総合栄養食のドッグフード。主原料には鹿肉や魚など4種類の動物性タンパク質を使用しています。
フードが26種類と豊富なので、もし食べなくても色々なフードを試すことができます。気になった人はまず、実際に商品を取り寄せての体験レビューを書いていますので、詳細ページを見てみてください!
通常価格 ¥5,500(税込)/1kg 定期便価格 ¥4,400(税込)/1kg 第一主原料 鹿・馬・魚・鶏 タンパク質 30%以上 原産国 日本 エネルギー 335kcal/100g \楽天ランキング10部門で1位 / - モグワンドッグフード4.7
モグワンは原材料の選定から粒の大きさまでこだわっている、AAFCOの基準を満たしている総合栄養食のドッグフードです。穀物を使用していない、グレインフリードッグフードなので、穀物を気にしている人におすすめです。
原材料には鶏肉や魚などのヒューマングレード食材を使用。おうちごはんをイメージしてシンプルに作られているので、トッピングをして楽しんでもOKです。
通常価格 ¥4,356(税込)/1.8kg 定期便価格 ¥3,484(税込)/1.8kg 第一主原料 鶏肉 タンパク質 27%以上 原産国 イギリス エネルギー 363kcal/100g \パピー(子犬)に大人気! / - エッセンシャルドッグフード4.4
エッセンシャルドッグフードは、AAFCOが定める栄養基準を満たしているドッグフードです。開発者のクリスチャン・デグナー氏は、ペット人生の質を高めるためにエッセンシャルを作りました。
子犬の時期は遺伝の関係や免疫力が十分ではないので、食物アレルギーになる確率が上がります。そのため、エッセンシャルのようなアレルゲンに配慮しているドッグフードは安全なドッグフードと言えるでしょう。
通常価格 ¥4,708(税込)/1.8kg 定期便価格 ¥3,788(税込)/1.8kg 第一主原料 魚 タンパク質 27%以上 原産国 イギリス エネルギー 358kcal/100g \アレルゲンカットレシピ! / - ヒルズサイエンスダイエット 小型犬用4.37
ヒルズのサイエンスダイエット(小型犬用)は、主原料に消化性の高い鶏肉を使用している小粒サイズのドッグフードです。
機能性成分として、骨や関節の健康維持に役立つカルシウムやグルコサミン、コンドロイチン硫酸が配合されており、皮膚や被毛の健康維持をサポートするためにオメガ3脂肪酸&オメガ6脂肪酸が配合されています。
※価格は6月1時点。通常価格 ¥3,281(税込)/5kg 定期便価格 なし 第一主原料 鶏肉 タンパク質 25.7% 原産国 アメリカ エネルギー 313kcal/100g \販売ページはこちらから / - ニュートロ シュプレモ(小型犬用)4.3
ニュートロが出している、シュプレモシリーズは自然素材に配慮されたバランスの良い総合栄養食ドッグフードです。もちろん、人工添加物は使用していません。
美しい皮膚・被毛の健康維持に配慮されて作られており、不要な老廃物の排泄に役立つメチオニンを配合。代謝エネルギーが高い小型犬全般におすすめしたいドッグフードです。
※価格は6月1時点。通常価格 ¥4,166(税込)/3kg 定期便価格 なし 第一主原料 鶏肉 タンパク質 26%以上 原産国 アメリカ エネルギー 360kcal/100g \販売ページはこちらから /
まとめ
初めて犬を飼う人も飼った経験がある人も、子犬が本当に食べてくれるか心配だと思います。そんな時は2~3種類のドッグフードを用意し、一番食いつきが良く排泄物の形がいいドッグフードを選びましょう。
かわいい愛犬のためにも、飼い主さんが愛犬にぴったりなドッグフードを選んであげてください!