
1歳未満から飼い始めて、「そろそろ成犬用のドッグフードに切り替えたい」、「既存の成犬用ドッグフードを食べなくなったから変えたい」と考えている人がいると思います。
しかし、成犬用ドッグフードの種類が多く悩んだり、選び方に困っている人もいますよね。
そんな人のために今回は、成犬用ドッグフードの選び方について要点を押さえながらおすすめ商品をランキング形式で紹介します。ぜひ、愛犬のフード選びの参考にしてください。
そもそも成犬って何歳からなの?
犬の大きさによって異なる基準がある
小型犬の場合は生後10カ月~約7年間。中型犬は生後1年~約7年間。大型犬は生後1年半~約7年間。超大型犬は生後2年~約7年の期間を成犬期といいます。
飼っている愛犬がどの大きさかをしっかりと把握して、年齢にあったドッグフードを与えてあげましょう。
成犬用ドッグフードの選び方

総合栄養食を選ぼう
ドッグフードは一般的に「総合栄養食」、「療法食」、「一般食」に分けられます。
総合栄養食とは清潔な水と一緒にドッグフードを与えていれば、犬が健康に生活できるドッグフードのことを言います。成犬は疾患や病気ではない限り、総合栄養食を与えることが望ましいです。
療法食とは特定の病気や健康状態に対応するため、特別に栄養バランスが調整されたドッグフードのことです。療法食を与え始める場合は、まずはかかりつけの獣医師さんに相談してから購入を決めましょう。
一般食とは総合栄養食の基準値にいくつかの栄養素が足りていないドッグフードのこと。一般食を与える際は、サプリメントや飼い主さんがトッピングをして足りない栄養素を補う必要があります。
栄養素の量や質にこだわって選ぼう
成犬は骨や筋肉、消化器官、免疫力がある程度できているので、成長期のドッグフードに比べてやや劣る栄養素のドッグフードを与えましょう。タンパク質は牛肉や鶏肉などの動物性タンパク質が主原料に使われているドッグフードがいいでしょう。それもヒューマングレード(人間が食べられる)食材で、ミール肉や粉末が使われていないもの。他の栄養素は、AAFCO(米国飼料検査官協会)が定めている最低基準を満たしているドッグフードを選びましょう。
AAFCOが定める成犬期の最低基準
- タンパク質:18%
- 脂質:5.5%
- ミネラル(灰分):0.5%
- ビタミン:10%以下
4種のタイプから愛犬に合ったものを選ぼう
ドライフード
ドライフードはカリカリした食べ応えのある食感で、水分が10%程度しか含まれていません。栄養バランスに特化し、総合栄養食などに用いられることが多く、一般的に販売されているドッグフードのほとんどはドライフードです。水分があまり含まれていないので、長期的に保存することが可能。顎の力が弱まっている犬は食べにくいことがあるので、お湯でふやかして与えることをおすすめします。
ウェットフード
ウェットフードは水分が70~80%含まれています。4タイプの中で1番犬が好むため、ドライフードを食べない場合やご褒美として与える場合に最適。開封しなければ長期保存できますが、水分含有量が多いので開封してからは早めに消費しましょう。
ソフトドライフード・セミモイストフード
ソフトドライフード・セミモイストフードは水分を25~35%含んでいる、少し湿っているドッグフードのこと。2つのタイプの大きな違いは加熱発泡処理をしているかしていないかです。
ソフトドライフードはこの処理をしており、セミモイストフードは処理をしていません。この加熱発泡処理を行うと水分を膨張させ、フードの中に気泡の穴ができ、ふっくらと柔らかい商品に仕上がります。2つのタイプとも嗜好性が高いのでウェットタイプ同様、ドライフードに添えて与えてみてください。
国産か海外産かを選ぼう
ドッグフードを選ぶ際はまず、国産か海外産のドッグフードどちらにするか選びましょう。国産のドッグフードは国産の原材料を使用していることが多く、ヒューマングレード食材が使われていることが多い傾向にあります。
それに対して、海外産のドッグフードは日本に比べて法律が厳しい場所で作られていることが多いので、健康面や安全性が定められているドッグフードが多い傾向にあります。さらに、国産に比べて高タンパク質のドッグフードが多く販売されています。
欧米などのペット先進国は日本と違いペット全体の意識が高いので、ペットに関する法律が数多く設けられています。そのため、ペット先進国で作られたドッグフードは、厳しい安全基準や材料にこだわったものが多くあります。国産ドッグ[…]
愛犬に、いつまでも元気に生活してもらいたいですよね。ドッグフードは犬の身体を作り、生きていく上で欠かせないもの。じっくり選びたいものです。国産のドッグフードはたくさん販売されていますが、国産だから絶対安全というわけで[…]
人工添加物が使用されていないフードを選ぼう
添加物は成犬のドッグフードに限ったことではありませんが、とてもいい成分とは言いがたいです。特に、酸化防止剤や着色料などの人工添加物は嘔吐や体調不良の原因になるため、人工添加物が使われていないか確認することを徹底しましょう。
また、ミックストコフェロールやクエン酸、ローズマリー抽出物などは自然由来の酸化防止剤なので、ドッグフードに使われていても大丈夫です。
成犬期のドッグフード選びのポイント
- 健康な犬は総合栄養食を与える
- 栄養素の質や量にこだわる
- ドライフードを選ぶ
- 自分で基準を作り産地を選ぶ
- 無添加フードを選ぶ
成犬に与えるドッグフードの切り替え方

フードの切り替え方
成長期のフードから成犬期のドッグフードに切り替える時は、急に別のフードに切り替えるのではなく、既存のフードに新しいフードを混ぜながら10日かけて少しずつ切り替えるようにしましょう。
時間を掛けないで急に別のドッグフードに切り替えると、愛犬のお腹に負担を掛けてしまうことがあるので注意してください。
1日のドッグフードの給餌量
成長期の犬に与えるドッグフードは1日3~4回に分けて与えていたと思いますが、成犬になったら1日2回、規則正しく与えることが大切。基本的に給餌量は、ドッグフードのパッケージに記載してある給餌量を目安に与えてくださいね。
ドッグフードを食べない時の対処法
まずはトッピングを試みる
タイプ別のところでもご紹介しましたが、まずはウェットフードや飼い主さんが作った食事をトッピングをして食べてくれるか確認してみましょう。また、おやつや一般食を添えてあげてもOKです。
違うドッグフードを常にストック
犬は気分屋さんなので、今まで食べていたドッグフードを急に食べなくなることもあります。トッピングをしたり、ぬるま湯でふやかしても食べない時のために、常に2種類くらいのドッグフードをストックしておくことが望ましいです。経済的に厳しい人は一般食でもいいので用意しておきましょう。
成犬向けドッグフードのランキング
- UMAKA4.9
UMAKAはAAFCOの基準を満たしている、総合栄養食のドッグフード。主原料に九州産のブランド鶏である華味鳥を使用し、ヒューマングレード食材をふんだんに使用しています。
さらに、人工添加物不使用のため、公式サイトではその新鮮さから、飼い主さん自ら食べることを推奨しているほどです。今なら初回限定40%offで試すことができるので、ぜひこの機会にチェックしてみましょう。
通常価格 ¥5,478(税込)/1.5kg 定期便価格 ¥3,278(税込)/1.5kg 第一主原料 鶏肉 タンパク質 21.5%以上 原産国 日本 エネルギー 350kcal/100g \在庫残りわずか!! / - Butch(ブッチ)4.5
ブッチドッグフードは犬の消化吸収能力に配慮して、水分量75%を保持できるように作られている、総合栄養食のウェットドッグフード。人工添加物不使用で、オメガ3・6脂肪酸が配合されています。
また、直近で使用できない分は冷凍保存できるので便利です。ブッチドッグフードは主食の他、ドライフードの食欲が落ちている場合のトッピングとしても使えます。今なら3本のお試しセットを販売しているので、確認してみましょう。
通常価格 ¥1,430(税込)/800g 定期便価格 ¥1,287(税込)/800g 第一主原料 牛肉/羊肉/鶏肉 タンパク質 10.5%以上 原産国 ニュージーランド エネルギー 116kcal/100g \今なら3本セットで¥3,000 /
まとめ
疾患がなく、健康的な愛犬は年齢や犬種に合った総合栄養食のドッグフードを選ぶことをおすすめします。
愛犬が健康的に生活するために、愛犬に合ったベストなドッグフードを選んでくださいね。