
ドッグフードに使われている添加物は大きく分けて4種類あり、その用途は様々。身体に悪いものから添加されていても問題ない添加物まで数多くあります。原材料をチェックして、愛犬の健康を害する添加物は避けましょう。
今回は、おすすめの無添加ドッグフードを添加物の解説を入れながら、ランキング形式でご紹介します。
添加物とは?
添加物とは足りない栄養素を補ったり、自然素材だけで長期保存ができない時などに添加される物質のことを指します。
添加物の主な役割は4種類あります。まず1つ目は、原材料だけで補うことのできないビタミン類やミネラル類を補填する「栄養強化の役割」。2つ目は、商品の劣化を防ぐために使用される「酸化を防止する役割」。3つ目は、商品を長く保存させるために使用される「保存料の役割」。最後の4つ目は、色や風味を付けて嗜好性を高める「着色料・甘味料の役割」です。
安全な添加物と健康を害する添加物に分かれる
安全なものと健康を害するものを分ける大きな基準は、合成添加物か天然由来の添加物かどうかです。
安全な添加物
天然由来の添加物は天然の食材(ローズマリーなど)から作られているので、使用されていても健康に害が出る可能性は低いと考えられています。
また、栄養強化剤はビタミン類やミネラル類を補填することから、サプリメントの様な役割を果たすので健康に害が出るとは考えにくいでしょう。
健康を害する添加物
合成添加物は人工的に作られた添加物で、ドッグフードに使用されていると愛犬の体調不良やアレルギーの原因になる可能性があります。
健康を害する添加物はこの後詳しくご紹介するので、チェックしてみてください。
無添加とは?
無添加とは添加物が使用されていないことを指します。また、栄養強化剤や天然由来の添加物は使用されていても健康に害がないことから、無添加と記載されていることがあります。
無添加ドッグフードの選び方

注意すべき添加物を避けて選ぼう
フードに添加物が使用されていると体調不良やアレルギーを引き起こす可能性があるため、健康を害する添加物は避けるべきだと考えます。
- 酸化防止剤:BHA・BHT・エトキシキン・没食子酸プロピル
- 保存料:ソルビン酸カリウム
- 着色料:赤色2,3,40,102,104,105,106号・黄色4,5号・緑色3号・青色1,2号
- 甘味料:ソルビトール・キシリトール・グリシリジン・アンモニエート・ビートパルプ
完全無添加がいい人は自然素材だけのフードを選ぼう
栄養強化の目的で添加されている成分や天然由来の保存料・酸化防止剤であれば健康に問題ありません。ですが、愛犬に人工的なものを与えるのはなるべく避けたい、という人もいますよね。その場合は馬肉自然づくりのような、自然の食品のみで作られているドッグフードがおすすめです。
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動物性タンパク質が使われているフードを選ぼう

原材料の主原料が牛肉や鶏肉、鹿肉などの動物性タンパク質を使用しているドッグフードを選びましょう。犬は基本的に散歩をしたり走り回るので、植物性タンパク質よりも高タンパク質な動物性タンパク質の方が身体に合っています。
また、動物性タンパク質を選ぶ際は愛犬に合ったものを選ぶようにしましょう。せっかく添加物を避けたのに愛犬に合わないタンパク質を選んでしまったら、アレルギーや体調不良を起こす恐れがあります。
最近では牛肉や鶏肉に比べアレルギーが出にくいとされている鹿肉・羊肉を使用したドッグフードなどもあるのでチェックしてみましょう。
無添加ドッグフードがおすすめな犬
結論から言うと無添加ドッグフードをおすすめする犬は、全犬種・全年齢の犬です。
保存料や酸化防止剤、着色料などが添加されているドッグフードは嘔吐や体調不良を起こす可能性があります。そのため、無添加ドッグフードを与えた方が健康を害するリスクを回避することができます。
無添加ドッグフードのおすすめランキング
- Mog Wan(モグワン)4.54
モグワンは健康的な食事と食いつきの良さにこだわり、全てヒューマングレード食材(人間も食べられる)を使用して作られています。
主原料は新鮮なチキン生肉や生サーモンを使い、動物性タンパク質の割合は50%以上。サーモンは必須脂肪酸(身体で生成できないアミノ酸)であるオメガ3脂肪酸を含んでおり、皮膚トラブルの改善に期待できます。
モグワンはフードと水を与えていれば健康的に生活できる、総合栄養食のドッグフードです。
通常価格 ¥4,356(税込)/1.8kg 定期便価格 ¥3,484(税込)/1.8kg 第一主原料 鶏肉 タンパク質 27%以上 原産国 イギリス エネルギー 363kcal/100g \パピー(子犬)に大人気! /
まとめ
天然由来の添加物や栄養強化剤は、原材料に使用されていても問題はありません。その反面酸化防止剤や保存料などは原材料をみて、飼い主さんが判断しなくてはいけません。悪い添加物といい添加物を区別して、愛犬の体調が悪くなるような添加物は避けるようにドッグフードを選んであげましょう。